
睡眠時無呼吸症候群の治療は「生活習慣改善」と「内科的治療」「外科的治療」「歯科装具」に大別されます。
生活習慣改善
睡眠時無呼吸症候群の治療の第一歩は生活習慣改善です。
 減 量
睡眠時無呼吸症候群の患者さんは肥満を伴っていることが多く、減量することにより、症状が改善することがあります。減量ができても、その体重を維持することが大切です。
飲酒の制限
アルコールは気道の筋肉を脱力させるためよくありません。就寝前の少なくとも4時間前は飲酒を避けることが必要です。
精神安定剤の服用の制限
精神安定剤の中にも気道の筋肉を脱力させ、無呼吸を助長させるものがあります。しかし、急に服用を中止することによって、その反動が出現することがありますので、服用を控える場合は、主治医にご相談ください。
禁煙のすすめ
喫煙は、血中の酸素を低下させ、咽喉頭部の炎症をおこし、睡眠中の無呼吸に悪影響を与えます。肺がんの予防など他の健康のためにも禁煙をおすすめします。
内科的治療
CPAP療法
CPAP療法とは専用のマスクを介して気道内に陽圧をかけ、気道の閉塞を防ぐことにより無呼吸を取りのぞく療法です。
気道を広げるための必要な圧力は患者さんごとに異なりますので、医療者が患者さんの睡眠状態を診ながら必要最低限の圧力を決定します。
特に中等症〜重症の睡眠時無呼吸症候群の方はこのCPAP療法に有効です。 |
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外科的治療(手術による治療)
| 子供の睡眠時無呼吸症候群の場合は、アデノイドや扁桃の肥大が原因であることが多く、手術が第一の選択になります。また、大人の場合でも、気道閉塞の原因がアデノイドや扁桃の肥大であると明らかな場合や、他の治療方法では、うまく治療できなかった時などは、耳鼻咽喉科医による手術が必要となることがあります。 |
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歯科装具による治療
| 歯科装具は、睡眠中に装着し、舌や下あごを前方に固定することで舌の後方の気道スペースを広げ気道の閉塞を防ぎます。歯科装具は、比較的安価で携帯に便利なため、利用される患者さんが増えています。こうした歯科装具は、睡眠障害の専門医と連携をもつ経験豊富な歯科医師によって作成してもらうことが必要です。 |
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